「考える図書館」〜一人ひとりの心によりそって〜

「見えにくさ体験」ブースの様子

　１０月１９日（土）、２０日（日）、木場公園にて江東区民まつり中央まつりが開催されました。ロゴス点字図書館は５年ぶりに参加し、「見えにくさ体験」と「点字を知ろう！」のブースを出展しました。このブースでは、視覚障害者が抱える様々な見えにくさを体験できるメガネ型の体験キットを使用し、視界が限られる状態で資料などを読んでもらい、日々の困難を実際に体験していただきました。
　体験した参加者の方々からは、「視覚障害にも様々な見え方があることがわかった」「視覚障害の方たちは普段このような見え方で生活していることがわかった」などの声が多数寄せられました。
　また、イベントの一環として行われたスタンプラリーは、子供たちにも大好評でした。点字に関するクイズに答えたり、実際に点字の本を触ってみたりと、子供たちが楽しみながら学んでいる姿がとても印象的でした。２日間天候にも恵まれ、秋晴れの中多くの方々に参加していただきました。そして、視覚障害に対する啓発と相互理解が深まる、大変良い機会となりました。